腰痛の治療報告1
【主訴】
腰痛とは色々な原因がある症状だ。
ピンポイントでココが痛いというタイプの腰痛もえれば、この辺が痛いと広範囲で痛みを訴えているタイプもある。
しかも痛めた原因がある腰痛もあれば、特に何かして痛くなったわけじゃない腰痛もある。
今日の腰痛さんは男性の少し体格の良い方で、布団の上で斜め座りをしていたら急に痛くなったということだった。
【所見、治療その後】
背骨は左右にねじれていると、ずいぶん前に整形外科でレントゲン検査のお墨付きをもらっているねじれ腰さんだ。
もともと前屈の動きが硬く、身体も全体的に硬いそうだ。
検査していくと、ずいぶん骨盤の高さが左右で違っていた。
モモの硬さも左右で違うし、ずいぶん片足に体重をかけまくっていることは確かだ。
腰を後ろに反らす動きで特に痛みが強かったので、背骨と骨盤を整えていこうと施術を開始。
確かに背骨と骨盤のバランスは良くなったんだけど、まだ立つ時や座る時の痛みが残ると言っていた。
両脚の筋肉の緊張が緩んでいなくて、立つ動作のときに上手に踏ん張れていない感じだ。
この場合は脚の筋肉も緩めてあげなければいけなかったんだ。
次に来院されたときはもう少し動けているといいな。両脚の筋肉の緊張も取り除かないといけないな。
先程も言ったが、当院も腰痛の患者様は多く、原因や症状も様々だ。
ぎっくり腰ほどではないにしろ、常に腰が痛い期間が長く続いたりしていれば、その不快感はぎっくり腰以上かもしれない。
当院ではどんなに軽い腰痛だろうと軽視しない。
痛みはその人にしかわからないが、痛みを感じている状態とは精神的にもダメージを与えるし、運動をする気も、そして生活から活力をも奪うと思うんだ。
常にその人の痛みの原因を探し出し、痛みゼロを目指して取り組んでいる。
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病院ではシップと痛み止めの飲み薬ということが多いけど、こんな急性期のケガでも意外と歩き方が変われば痛みなく生活できるようになったりするんだよね。
足首のねんざなんかも同じですんなり歩けるように出来ちゃうよね。
痛みを我慢したまま歩き続けると、かばったまま歩くから他の部分に良くないことが起こる。
痛めてから早い段階で体の使い方を覚えることは再発予防や他の部分を予防することにもつながるんだ。
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