肉離れの治療報告1
【主訴】
ふくらはぎの肉離れ患者様がやってきた。
この患者様はスポーツクラブで働いていて、ダッシュしようとした瞬間に負傷した。
誰かにふくらはぎを蹴られたような衝撃があり、周りを見回したがふくらはぎを蹴られるような人はいなかったという…
怖い話ではなく、アキレス腱を断裂した人なんかはこのような表現をする事がある。
とにかく床に足を着けなくて、常にケンケンだ。
【治療その後】
検査をするため、患部を触ってみるとものすごく痛がった。
肉離れの脚を何例も触ってきたが、独特の感触があるんだ。
筋肉のハリがなくなり、奥の方で筋肉じゃない何かがある感じ。
これが内出血なのだろう。
ヒドイと足の先まで内出血が出たりする人がいるが、これは重力で下に下がっていくから。
そこが悪くなっていることはないのだが、足首を動かさないせいで内出血が足首や足先に溜まるとむくみとして痛みを感じることがある。
切れた筋肉自体は本人の回復力によるところが多いが、炎症期、修復期、リハビリ期にわけると、修復期に肉離れの患部が硬くなる事が多く、これは皮膚でいうカサブタみたいなものだ。
これが筋肉内に出来るとまた肉離れしちゃう可能性があるんだよね。
だから、そのカサブタをなくしながらキレイに筋肉がくっついて伸び縮みしてくれないといけない。
これでだいたい平均1ヶ月くらいで治癒になることが多いのだが、この患者様は少し回復が早くて驚かされたんだ。
スポーツクラブで働いているだけあって、筋肉質な事もあるし、食べ物にも気をつけているらしい。
僕はスポーツフードアドバイザーの資格を持っているので、少しだけ栄養素には詳しいのだがその患者様は腸内環境に気を配っているらしい。
その話をすると長くなっちゃうからまた別の機会にするけど、腸内環境を整えると身体の治りが早くなるのか??と思い早速実践しちゃったよね(笑)
この患者様は3週間くらいでまたダッシュすることも可能になっていた。
脚が使えないと仕事が出来ないので、少しでも早く治る手伝いが出来て嬉しかったのと、良い勉強になったんだ。
一人でも多く、少しでも早く。
常にそこを考えて日々勉強しなくちゃーね。
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病院ではシップと痛み止めの飲み薬ということが多いけど、こんな急性期のケガでも意外と歩き方が変われば痛みなく生活できるようになったりするんだよね。
足首のねんざなんかも同じですんなり歩けるように出来ちゃうよね。
痛みを我慢したまま歩き続けると、かばったまま歩くから他の部分に良くないことが起こる。
痛めてから早い段階で体の使い方を覚えることは再発予防や他の部分を予防することにもつながるんだ。
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