膝の痛みの治療報告4
【主訴】
ヒザの痛みでお困りの患者様が来院された。
通常の歩行も、階段の昇り降りやしばらく座っている姿勢から立ち上がる動作で痛むらしい。
【所見】
ヒザの内側を押すと痛いポイントがある。
あおむけで寝た時に膝裏が地面に着かず浮いている。
【治療、その後】
股関節の柔軟性を取り戻すように整え、全体的に猫背気味な姿勢に対して施術。
初回で平地を歩くのは平気になり、3回目で階段の昇り降りも平気に。
外出で歩きすぎた際に痛みがぶり返すも、骨盤のポジションを整えることで痛みは消失。
現在はヒザの痛みのために骨盤を整え股関節の柔軟性を高める治療を継続中。
【一口メモ】
ヒザの痛みは2パターンあって、ヒザそのものに異常がある場合とヒザには直接原因がない場合だ。
ヒザに直接異常がある場合は整形外科でのレントゲン検査やMRI検査も有効だ。
靭帯や半月板、軟骨がすり減っている場合もあるからだ。
しかし当院に来院される患者様はレントゲンでも異常がなかったという患者様も多い。
この場合はヒザに原因はなく、ヒザを動かすためのモモやふくらはぎの筋肉に原因がある場合が多い。
その筋肉を上手に使える体のポジションに整えていくことで痛みは消えることも多いんだ。
その他ひざの症例はこちら
病院ではシップと痛み止めの飲み薬ということが多いけど、こんな急性期のケガでも意外と歩き方が変われば痛みなく生活できるようになったりするんだよね。
足首のねんざなんかも同じですんなり歩けるように出来ちゃうよね。
痛みを我慢したまま歩き続けると、かばったまま歩くから他の部分に良くないことが起こる。
痛めてから早い段階で体の使い方を覚えることは再発予防や他の部分を予防することにもつながるんだ。
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