理想の姿勢
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速く泳ぐために最も大切なこと、それは「どれだけ水の抵抗を受けずに進むか」です。
0.01秒を競う競技なので、水の抵抗を減らすために体毛を剃り、キャップや水着にこだわり、ゴーグルの形状にまで気を配っています。
しかし、どれだけ道具に気を配ろうが、どれだけ筋肉をつけて推進力を増やそうが、水の抵抗を受けてしまうフォームでは力を浪費し、ラストスパートの力を残してはおけません。
先日開催された「北島康介杯2017」を観戦して参りましたが、どれだけパワフルな泳ぎで前半をリードしていても、結局最後はストリームラインの綺麗な選手が一位でゴールしていました。小学生でも高校生でも最初の50メートルの泳ぎを見るだけでほとんど決着はついているように見えましたね。
↑この大会では早稲田大学の渡辺一平選手が200m平泳ぎで世界新記録を更新しました。
はてさて・・・抵抗の少ないフォームとはなんでしょうか?
水の抵抗を最小限に抑える理想の姿勢は「ストリームライン(streamline)」。
泳ぎの基本となる流線型の姿勢ですが、このストリームライン、、、誰でも綺麗に出来ているわけではありません。
ストリームラインは「飛び込み後の水中姿勢」「ターン後の水中姿勢」だけではなく、むしろ泳いでいる間「最も抵抗を受けにくい姿勢」を維持していることが「綺麗なストリームライン」が出来ているということです。
「ストリームラインを制する者はレースを制す」です。
綺麗なストリームラインの作り方。なんてものは書店に行けばいくらでもそうした関係の本が見つかるでしょう。
肩甲骨、背骨、骨盤、股関節の柔軟性が綺麗なストリームラインを作るには必要不可欠。
ただし、最終的には「綺麗なストリームラインをどれだけ維持していられるか」です。
どのスポーツにおいても大切な基本姿勢、大事なのは「普段の姿勢」です。
家で食事をしている姿勢、学校で授業を受けている姿勢、自宅でリラックスしているときの姿勢・・・どうですか??
こんな感じでソファーに座ってスマホやDS…
こんな風に肘をついてご飯を食べたり…
このような姿勢を普段からしていると背骨を支える体幹の筋肉が弱くなり、泳いでいるときのストリームラインを維持できなくなります。
さらに、曲がった背筋は背骨周りの筋肉、背中の大きな筋肉を硬くし、腰痛、肩の痛みなどのケガにつながります。
そんなこと、わかっとるわ!
と思われる方、自分の子供、教え子などに姿勢が悪い子はいませんか?
子供はよほど自分の意思が強くない限り自ら良い姿勢には治せません。
テニスの松岡修造さんも子供のころ、お父さんに「背筋を伸ばせ」「箸をちゃんと持て」あいている左手をテーブルの下に置くな」と四六時中言われていたそうです。
「うるさいな!」と反発したこともあったようですが、今では正しい姿勢が身についたことに感謝しているそうです。
子供のためを思うなら、お父さんお母さん、コーチの方が口うるさいと思われるくらい言ってあげないといけないのです。
↑背筋を伸ばしての食事…goodです!
まとめ
●速く泳ぐためにはストリームラインをしっかり維持することが大事。
●ストリームラインを維持する為には普段から良い姿勢を維持することが重要。
●普段の姿勢を良くしておくことで、ストリームラインに必要な筋力と柔軟性が身につく。
スイムファーストプロジェクトは1番を目指すジュニアスイマーを応援するプロジェクトです。
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