【主訴】

高校生の水泳選手がひざの痛みで来院された。

彼は平泳ぎの選手で、平泳ぎのキックの動作でひざの内側に痛みが出るそうだ。

【所見】

彼の股関節は片側だけ可動域が狭くなっており、仰向けでひざをかかえる動作が困難になっていたし、片方だけ開脚が開かなくなっていた。

【治療、その後】

彼のひざの痛みは股関節が片側だけ可動域が狭くなっていることが原因なのは予想できた。

左右の骨盤の傾きを整え、股関節周りの筋肉を整えることでひざをかかえる動作がだいぶ回復した。

自宅が少し遠く、なかなか練習の休みがないため、そんなに頻繁には来院出来ないと言っていたので自宅で出来るエクササイズを教えて、練習は出来る範囲でやっても良いと伝えた。

翌週彼はやってきて、フルパワーでキックをするとまだ痛むけど、なんとか練習は出来ると言っていた。
ひざをかかえる動作は正常だったが、平泳ぎの最も大切な筋肉の内転筋にしっかり力が入っていない状態が見られた。

ここを整えると股関節の各方向の可動域が改善したので、今度は内転筋のエクササイズを伝えて彼はまた練習に戻っていった。

【一口メモ】

平泳ぎは他のクロールやバタフライとはだいぶ違う特殊な泳法だ。

肘に故障をかかえる選手もいれば、腰や股関節、ひざに痛みをかかえる選手もたくさんいるんだ。

ほとんどは痛みが出ている部分が根本じゃないことが多く、どこかの動きをカバーする事で無理が出る事がほとんどだ。

水泳選手がたくさん来院される当院は常に早期回復に向けて選手目線の治療にトライしてるんだ。

水泳選手の治療報告はこちら

→水泳選手の治療報告4

→水泳選手の治療報告6

 

病院ではシップと痛み止めの飲み薬ということが多いけど、こんな急性期のケガでも意外と歩き方が変われば痛みなく生活できるようになったりするんだよね。

足首のねんざなんかも同じですんなり歩けるように出来ちゃうよね。

痛みを我慢したまま歩き続けると、かばったまま歩くから他の部分に良くないことが起こる。

痛めてから早い段階で体の使い方を覚えることは再発予防や他の部分を予防することにもつながるんだ。

 

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