野球少年の肩痛
【主訴】
ボールを投げる時に右肩の上側に痛みがあり、一番上まで腕をあげたときも痛みがあるとのこと。
【症状・所見】
反対側の肩と動き方を比べてみると肩甲骨の後ろ下側に動きにくさを感じる。
この動きにくさが、他の肩が痛い人とは少し違う感じがしたのでよくよく話を聞いてみると、以前に右肘をケガしたことがあるそうだ。
【治療・その後】
前に肘を痛めたときに、肩に力を入れてボールを投げるクセがついてしまったのだろう。
まずは肩周りの筋肉の緊張をマッサージとストレッチで取り除き、肘から手首にかけて関節の動きを修正していく。
腕を上げたときの痛みには改善があったものの、きっとまだボールを投げると痛みが出そうだなと思った。
しかし練習を休むほどではないと判断し、無理はしない範囲で練習を続けながら治していく方針に。
最初は週に数回来院してもらい、2〜3週目には投げたときの痛みにも改善が見られた。
痛みが落ち着いてきても、肘周りの動きにはまだ改善の余地があるとみて、自宅でのストレッチをメインにしながらも10日に一回くらいのペースで来院してもらい、二ヶ月ちょっとで治った症例報告。
【一口メモ】
痛みがある箇所ばかりが悪さをしてるわけではなく、昔痛めたところが完全に治りきらないままスポーツを続けることで、今の痛みが引き起こされることも多い。
患者さん側からの話だけでは聞き出しきれない事も多く、患部以外の可動域などにも注意しながら検査することも大切だ。
そのほかの症例はこちら↓
病院ではシップと痛み止めの飲み薬ということが多いけど、こんな急性期のケガでも意外と歩き方が変われば痛みなく生活できるようになったりするんだよね。
足首のねんざなんかも同じですんなり歩けるように出来ちゃうよね。
痛みを我慢したまま歩き続けると、かばったまま歩くから他の部分に良くないことが起こる。
痛めてから早い段階で体の使い方を覚えることは再発予防や他の部分を予防することにもつながるんだ。
さいとう接骨院はスポーツをするあなたをサポートし続けます!
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