腰椎分離症の治療報告1

腰椎分離症でお越しの患者様

中学生の水泳選手で整形外科では練習禁止と言われたが、大切な大会があるためどうしても無理なのかとセカンドオピニオンで来院。

 

【お困りの症状】

腰を前屈させたときに少し痛みがある。

以前は左脚まで痛くなり、水泳の練習は全然出来なかったが、今は泳いでいても痛みはない。

本当に練習してはいけないのか?何か出来ることはないのか?

 

【患部の状態】

腰椎分離症のときに痛みの出やすい後屈動作では痛みはなし。

前屈動作、椅子に長時間座るなどで腰の左側に痛みが出るが、腰椎部分というより筋肉側に痛みが出ている様子。

【診察結果】

レントゲンを見たわけではないので患部の状態はわからない。

しかしこれまで診察してきた腰椎分離症の症状とは違い、もしかしたら骨折部がくっついてきている段階なのではないかと思われる。

 

【施術結果と今後の治療方針】

前屈動作で腰が痛い症状は消失。

現在プールで練習しながらで、もし骨がくっついてきている段階であれば継続して練習は可能ではないかと思われる。

ただし腰椎分離症になってしまった原因をはっきりさせる必要がある。

この患者様の場合は肩甲骨の動きが硬く、バンザイをしたときに腰が反り腰になってしまう。

これが腰椎分離症になってしまった原因だ。

これをそのままにして練習を続けると、また腰椎分離症を悪化させてしまう可能性がある。

肩甲骨の柔軟性を回復し、体幹トレーニングを続けながら練習に通いながら3週間ほど経過し、再度整形外科を受診したら経過は順調。

スポーツしても大丈夫と診断されたので、このままのペースで施術は継続していく。

【当院で行う施術】

低周波による電気治療

腰椎の可動性回復術

仙腸関節可動性回復術

仙腸関節安定化トレーニング

股関節可動性回復術

股関節包ストレッチ

股関節トレーニング

距骨調節

肩甲骨可動性回復術

胸郭ストレッチ

体幹トレーニング指導

【コメント】

この患者様は大切な大会が控えており、なんとか出来ないかと来院された。

もし練習していても患部に痛みがある場合はこのように順調に治療は進まなかったかもしれない。

タイミングが良かったのだが、このタイミングを見極められるかが大事なんだ。

もし、ドクターの言う通りずーっと練習をしなかったら、大切な大会には絶対に間に合っていないし、無理して練習していたら悪化していたかもしれない。

結局は原因を探して対処や指導がどれだけ出来るかだ。

もし骨折部がくっついていない段階でも出来ることはたくさんあるんだ。

今回このようなタイミングで出会えた事に僕は感謝をする。

 

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病院ではシップと痛み止めの飲み薬ということが多いけど、こんな急性期のケガでも意外と歩き方が変われば痛みなく生活できるようになったりするんだよね。

足首のねんざなんかも同じですんなり歩けるように出来ちゃうよね。

痛みを我慢したまま歩き続けると、かばったまま歩くから他の部分に良くないことが起こる。

痛めてから早い段階で体の使い方を覚えることは再発予防や他の部分を予防することにもつながるんだ。

 

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●首肩腰足などの痛みの早期回復

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