腰痛
Lower back pain
こんな症状ありませんか?
- 常に同じ姿勢をしていると、だんだん痛くなる。
- 育児中や仕事中に痛みや重い感じがする。
- 日常生活の中で屈んだり立ち上がる時に痛みがある。
- 腰が抜けるような感じになり、そのあとから激痛がする。
- 運動前、運動中、運動後に痛みを感じる。
- 歩行中、だんだんと足腰が重くなる。少し休むと歩けるようになる。
腰痛の原因
身体の中心にある「腰」の動きは骨盤・股関節との関係がとても深いのです。
おしりの筋肉の硬さ、股関節の柔軟性の低下によって、骨盤の「仙腸関節」への負担が主な腰痛の原因です。
骨盤の「仙腸関節」への負担
身体の中心にある「腰」の動きは骨盤・股関節との関係がとても深いのです。
おしりの筋肉の硬さ、股関節の柔軟性の低下によって、骨盤の「仙腸関節」への負担が主な腰痛の原因です。
例えば悪い姿勢・・・
デスクワークなどでなりやすい「悪い姿勢」なのですが、これでは腰の筋肉が引っ張られてしまうため「腰痛」を引き起こす原因となります。
他にも立ちっぱなしの時に姿勢が悪く、片側だけに負担が掛かるせいで痛みに左右差があったり、腰椎や腰の神経が圧迫されしびれなどを引き起こします。
椎間板ヘルニアなどもこのゆがみによって引き起こされると考えられます。
椎間板ヘルニア
椎骨と椎骨の間にあるクッションの役割を果たしている椎間板が変形し、その一部が飛び出て神経を圧迫することで、腰痛や手、脚のしびれなどの症状を引き起こします。
症状
重いものを持ったり腰に力が入った時(くしゃみなど)に腰や臀部に痛みが出ます。
歩くのがつらいほどの痛みが出ても、だんだん痛みが軽減する場合は急性です。
しかし、痛みが良くなって来たからといってそのまま放っておくと、慢性化することもあるので注意が必要です。
痛みは、腰、臀部の痛みのほかに、太ももから膝や足にかけて痛みやしびれなどの症状が広がってくる場合があります。
背筋を伸ばしたり、寝ている時は痛み楽になりますが、背中や腰を丸めたり屈んだりする姿勢で痛みが強くなる傾向があります。
症状が進むと、神経の圧迫により筋力の低下や排尿障害などの心配もあります。
原因
姿勢や動作など環境的要因、体質や骨の形などの遺伝的要因、加齢が関係していると言われています。
とはいえ、高齢の方だけでなく20 ~ 40 歳代の男性にも多い症状です。
- 腰に負担のかかる姿勢
- 激しいスポーツ
- ストレス
- 加齢
- 遺伝的要因
- 重労働
- 喫煙
診断
下肢伸展挙上テスト、大腿神経伸展テスト、レントゲン、MRI、CT
治療法
保存療法と手術療法があります。
整形外科においては、投薬、ブロック注射、手術と症状の経過によって治療法は選択されます。
すぐに痛みを取り除きたい場合は整形外科の受診をおすすめします。
当院では、痛みの元であるヘルニアそのものにアプローチするのではなく、ヘルニアを引き起こしている原因にアプローチします。
※ヘルニアによる痛みは右か左どちらかです。体の使い方のくせなどにより崩れたバランスが原因となり、片方に強い負担がかかっため痛みが現れます。
まずはどこが原因となってヘルニアを引き起こしているのかを検査し、椎間板が圧迫して飛び出さないような姿勢や動きができるよう施術していきます。
ぎっくり腰(腰椎捻挫)
ぎっくり腰は急性の腰痛症で、突然強烈な痛みで動いたり歩くことができなくなったりします。
ぎっくり腰が起こる状況
- 重いものを持ち上げようと力を入れたとき
- 座り姿勢や中腰から立ち上がろうとしたとき
- かがんだ時
- 急に姿勢を変えたとき
などのほか、くしゃみをしたり歯磨きでちょっとかがんだだけでも起こるなど、特別なことをしていなくても日常生活の中で起こりうる可能性があります。
原因
- 慢性的な筋肉の疲労
- 長時間同じ姿勢による筋肉のバランスの崩れから起こる身体がゆがみ
- かがんだ時
- 腰への急激な負荷(止まっている状態から急に動くなど)
治療法
ぎっくり腰直後は腰周辺に炎症が起こっているので、腰に負担がかからないよう安静にし、冷やします(アイシング)。患部を冷やすか温めるか、よく聞かれますが痛みが楽になる方を選んでください。
炎症が落ち着いてきたら安静にしすぎず、日常生活の中でできる動きを取り入れると回復が早まる傾向があります。
当院では
患部に当たる関節の可動域改善や、患部に負担をかけている姿勢不良などを改善することで症状の早期改善や再発予防に取り組んでいます。
また、テーピング処置やコルセットの処方などで強い痛みが早く除去されるように努めています。
腰椎分離症・腰椎すべり症
腰椎分離症の多くは腰の骨がまだやわらかい学童期にスポーツなどの
活動が原因で生じやすく、分離すべり症へと進行していく場合があります。
症状
腰やお尻、太ももの痛みやしびれ
腰を後ろに反らせた時に痛みが強くなる
原因
スポーツなどによる腰の負担
繰り返し腰を反らす、回すなどの動作
分離症から分離すべり症への進行
診断
分離症はレントゲンやCTでの画像診断
分離すべり症はMRIでははっきりしない
当院では
腰椎分離症の原因になりやすい、胸椎の回旋可動域と股関節の進展可動域を改善させるようにします。また猫背姿勢も分離症を引き起こす原因になりますので、姿勢改善のためにストレッチやエクササイズを指導します。
※分離症を発症した場合は骨折部分が癒合するまで安静が基本になりますが、スポーツを続けながら骨の癒合が出来た例もあります。この例に関しては実際に患部の状態を見させていただくことで判断いたします。
腰部脊柱管狭窄症
背骨の中にある脊柱管が椎間板の変形などで挟まり神経が圧迫されて痛みやしびれが起こります。
一般的に40歳以上の中高年に多く見られる症状です。
似ている症状に下肢の血栓性静脈炎や動脈硬化症といった血流障害があります。
症状
- 腰痛はそれほど強くない
- 背筋を伸ばして立ったり歩くことで脊柱管が挟まると神経が圧迫され、下肢のしびれや足のもつれが生じる
- 長距離を続けて歩くことができない(200~300mでも症状が出る)
- 休むと症状が治まりまた歩ける
進行すると
- 仰向けでも足がしびれる
- 横になって背中を丸めないと眠れない
- 排尿排便障害
当院では
下部腰椎の過前弯による神経圧迫に対して、胸椎・頚椎の可動域改善と股関節の可動域改善、胸郭の柔軟性回復のためにストレッチやエクササイズの指導をしております。
筋膜性腰痛
まず筋膜とは、筋肉だけでなく骨や血管、神経なども包み込む膜でそれぞれの場所に正しく位置するよう支えている膜です。
筋膜性腰痛とは腰や背中を支えているこの筋膜が炎症を起こしていることをいいます。
この症状がひどくなるとぎっくり腰になります。
原因
腰の筋肉や筋膜に急激に大きな負担がかかったり、慢性的に負担がかかることで生じます。
前傾姿勢で体をひねる姿勢をはじめ、長時間の前傾姿勢や座りっぱなし、中腰での姿勢や重いものを運ぶなどの負担で起こりやすくなります。
治療
薬物療法、運動療法、コルセットで固定など。
ぎっくり腰と同じように、直後の痛みは安静とアイシングで、痛みが落ち着いてきたら軽いストレッチをはじめます。
当院では炎症を起こしている筋膜に対しては前述の安静とアイシングなどの処置を行い患部の回復を待ちます。しかし通常、炎症を起こしている組織は2〜4日ほどで回復し始めますが、稀に、痛みに変化が見られない症例に遭遇します。そういう場合は筋膜の炎症ではなく、主に姿勢の悪さが原因になっていることがあるので、なかなか痛みが改善しない場合は早期にご相談ください。
仙腸関節炎
仙腸関節炎とは仙腸関節に炎症が起こることです。
妊娠や出産で仙腸関節に痛みが生じやすいため、若い年齢~中年の女性に起きやすい症状です。
症状
臀部や腰の痛み
太ももや足の付け根の痛み
階段の上り下りや立ちっぱなしの姿勢での痛み
股関節の痛み
歩くと痛い
長時間いすに座っていると痛い
仰向けで寝るのがつらい
原因
- 外傷(落下、尻もちなど急性の強い衝撃)
- 妊娠出産
- 仙腸関節に負荷のかかるスポーツや動作
診断
患者さん自身の症状(痛みを感じる部位)と触診で診断
病院では、他の腰部疾患を除外するために、CT、MRI、レントゲンの画像診断を行うが、仙腸関節炎そのものの診断は難しい。
治療法
コルセットでの固定、安静、痛み止め、ブロック注射。
当院では仙腸関節のアライメント(噛み合わせのようなもの)を整えるために、臀部の筋肉や靭帯組織をストレッチなどで緩めていきます。仙腸関節は痛みがお尻に近い部分にピンポイントで起こるのが特徴で、稀に下肢の方にも痛みや神経症状が出現しますが、アライメントが整うと早期に回復することが多いです。長い間痛みを引きずっている場合は仙腸関節を支える筋力が弱くなっているか、柔軟性がなくなり可動域が少なくなっていることが考えられます。
大切なのは「カラダのサイン」を感じて、自分に合った治療法を見つけること
「腰痛」は多くの方が悩んでいます。
腰痛は痛みの原因を見つけにくく、自分に合った対処が出来ていないと「何をやっても変わらない」と思ってしまいがちです。
当接骨院に来院される方の多くがすでに重症化し「以前から違和感はあった」「これくらいなら平気だと思っていた」と言われます。
「違和感」それが「カラダのサイン」なのです
痛みまではないけれどちょっとおかしいかな?と少しでも違和感のある方、腰痛予防としてでも早めの来院をお勧めします。
治療内容
問診時の症状、患部の状態、炎症の有無に応じて、その日の症状に適した治療をします。
股関節周辺の筋肉の硬さを取り除きながら骨盤の矯正をし、痛みが出ている部分に負担をかけないようにしながら、痛みの根本を取り除いていきます。
予防やセルフケアのためにストレッチやトレーニングなどの指導もしてます。
骨盤の矯正などは痛みの感じない調整法になっていますので、女性の方やお子様からご高齢の方まで安心して受けられる治療になっています。
腰痛の予防について
腰痛の予防には股関節の柔軟性、背中の柔軟性、モモ裏からふくらはぎの柔軟性が必要です。
柔軟性を保持するためにはストレッチが必要です。
また、腹横筋(腹筋のインナーマッスル)を働かせるのも効果的で、重いものを持ったり、腰を曲げる動きをするとき腹横筋に力が入った状態で行うことでぎっくり腰になるのを防ぐことができます。
腹横筋を鍛えるためにはエクササイズをする必要があります。
医院概要
医院名 | さいとう接骨院 |
住所 | 東京都町田市鶴間1丁目18-1 ドルフ南町田102 |
TEL / FAX | 042-706-9182 / 042-706-9184 |
saitosekkotu@gmail.com | |
駐車場 | 当院横に1台あり(16号線より入庫) |
診療時間
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 | |
9:00~13:00 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | / | / |
15:00~21:00 | ○ | ● | ● | ▲ | ○ | / | / | / |
※休診日:第2・4木曜日午後/土曜日午後/日/祝