膝の痛みの治療報告5 南町田さいとう接骨院

【主訴】 

ゴルフでヒザの内側を痛めたという男性が来院。

数日前にゴルフでスイングしたあとから痛みが出現した。

最初は歩くのも痛い状態で、その後だんだんと痛みは減っているもののしっかり治したい、と再発予防を希望し来院された。

【所見】  

ヒザの痛みの出ている部分に炎症が見られ、腫れている状態。

まずはなぜゴルフのスイングでヒザに痛みが出たのかを検査する。

ゴルフのスイングでヒザを痛める理由は、ヒザにひねりの力が加わるからだ。

それだけでなく絶対に足首や股関節にもひねりの力が加わる。

そのうちのどれかの可動域が少なくなると、それをカバーするように他の部分に無理な力が加わる。

この患者様の場合は股関節のひねりの動きが少なくなり、無理にヒザをひねったようだ。

 

【治療、その後】  

治療をしながら話を聞くと、スイングのフォームを改善中だったらしい。

自分がスイングしやすいスイングフォームを改良するときに、理想の形にフォームをはめ込もうとしすぎて身体がついていかない場合が多い。

これでヒザだけでなく、腰、肩、背中、肘などの不調を感じる人はたくさんいる。

理想のフォームに近づける事で身体に無理が生じるんだ。

まずは股関節の可動域を改善する治療が第一で、あとは炎症を起こした部分が回復しやすい環境を作る事が大切だ。

患部をテーピングでサポートし、一日でも早く炎症がなくなるように処置。

これを数日繰り返しながら、毎回股関節の柔軟性と患部の炎症をチェックしていく。

【一口メモ】

基本的にヒザはヒザの動きはしゃがんだりするような屈伸の動作がメインでひねりの動きには弱い。

でも運動をしているとヒザのひねりを必要とする瞬間がたくさんある。

その動きをサポートしているのは足首、股関節、背骨なんだ。

そのどれかが硬くなってもヒザにはダメージが残る。

そのダメージが大きいとヒザを痛めてしまうんだ。

だからO脚やX脚の人はヒザが痛くなりやすいし、ヒザの筋肉が弱い人はしゃがむときにヒザが内側に入り込むからヒザを痛めやすい。

そうしたメカニズムをわかっている治療家はヒザだけに目がいかず、全体を見てなぜヒザが痛いかを判断する。

ヒザを痛めると、年齢によっては大ダメージになりやすいからね…とにかく早めの処置や判断が必要なんだ。

その他ひざの痛みの治療報告

→ ひざの痛みの治療報告4

→ ひざの痛みの治療報告6

病院ではシップと痛み止めの飲み薬ということが多いけど、こんな急性期のケガでも意外と歩き方が変われば痛みなく生活できるようになったりするんだよね。

足首のねんざなんかも同じですんなり歩けるように出来ちゃうよね。

痛みを我慢したまま歩き続けると、かばったまま歩くから他の部分に良くないことが起こる。

痛めてから早い段階で体の使い方を覚えることは再発予防や他の部分を予防することにもつながるんだ。

 

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